ミラーレス一眼レフの流行やスマートフォンカメラの高性能化に伴い、写真屋さんで写真を現像するユーザーが実のところ最近増えてきたということを、行きつけの写真店従業員さんがこの間教えてくれました。
しかし、いざ写真をプリントとなると、自分の撮影した写真の縦横比に対して、どのサイズでプリントするのがベストなのかわかりますか?
今回は「4:3? 3:2? 16:9? 撮影サイズと写真店の写真プリントで失敗しない最適な用紙サイズ」をブログしてみたいと思います。
目次
撮影した写真の縦横比とプリントサイズのことを知ろう!
冒頭の続きで、写真を現像するユーザーが増加した一方で、写真の「4:3 や 16:9」などの画像サイズのことがよくわからないことから来るトラブルが増えたんだとか。
現像した写真が意図しない場所で切れていたり、思うように現像できなかったことでクレームをつけてくる客が往々にしているんだそうです。
自分がそのようなクレーマーにならない為にも、適切な写真プリントサイズを知っておきたいところ。
一般的に「写真のサイズ」という表現には2種類の意味があります。
- 写真(データ)の大きさ・重さ・・・例:1枚の写真が 1MB や 700KB など写真データの容量サイズ・大きさ。
- 写真の解像度・写真の枠サイズとでもいいましょうか。・・・例:1920×1080 ピクセル等の解像度、4:3 や 16:9 の縦横比。
今回はこの「写真サイズ」の「縦横比」ついて説明いたします。
スマートフォンカメラの一般的な縦横比
スマートフォンはこの2種類の縦横比で撮影することができます(正方形は除きます)。Android 端末では多くのユーザーさんが 16:9 で撮影されているのではないでしょうか? iPhone ユーザーは 4:3 ですよね。
コンパクトデジタルカメラの一般的な縦横比
お求めやすい価格のコンデジでは「4:3」での撮影が主体になるはず。
一眼レフ・ミラーレス一眼・一部コンデジの一般的な縦横比
一眼レフやミラーレス一眼、高級コンデジなどでは縦横比「3:2」というサイズが一般的になってきます。
最近では中級コンデジでも「3:2」で撮影できる機種が増えてきました。
そんな流れを見ていると、やはり一番写真が美しく収まるサイズは「3:2」なんじゃないかと思うのですよっ!! ぼくは「3:2」が一番スキです。
写真をプリントするときの最適な用紙サイズは?
写真店やプリンターで写真プリントする時に用紙の種類をみると、実に様々な用紙サイズがあり、どれが適切なサイズなのか難しいです。ここでは各縦横比ごとに紹介します。
プリント注文時に適切な用紙サイズを選ぶことで、仕上がり写真の上下左右が切り取られてしまう部分を少なくすることができます。用紙サイズ選びは大事。
16:9 に適切な用紙サイズ
- HV(ハイビジョン)サイズ・・・撮影箇所のほとんどを切り取られずにプリントすることができます。
4:3 に最適な用紙サイズ
- DSC サイズ(89 × 119mm)4:3 がぴったり。4:3 のスタンダードサイズ。
- DSCW(127 × 169mm)DSC より大きなサイズ。ハガキよりも一回り大きい。
- 6切 サイズ(203 × 254mm)「ムツギリ」と読みます。A4 サイズを一回り小さくしたぐらいの大きさです。
3:2 に最適な用紙サイズ
- L サイズ(89 × 127mm)おそらく一番見慣れたサイズではないでしょうか。標準サイズやL判などと呼ばれています。
- KG サイズ(102 × 152mm)「ハガキサイズ」と呼ばれています。ハガキ大の用紙です。L サイズよりも 3:2 がぴったり収まります。
- 2L サイズ(127 × 178mm)遠足などの集合写真で馴染み深い少し大きなサイズ。
- W6切(203 × 305mm)「ワイドムツギリ」と呼ばれている用紙サイズです。A4 に近い大きさです。3:2 がしっくりと収まる用紙サイズ。
最近では 1:1 サイズもプリントしてくれます
因みに、Instagramなどで主流の正方形の写真は「1:1」サイズです。
カメラのキタムラのプリントサービスにある「ましかく」というサイズを選ぶと写真を正方形でプリントしてくれます。
あとがき
是非自分が撮影するカメラがどの縦横比で設定されているのかを把握して、素敵な思い出写真をプリントしていただければと思うんです!!
この記事が写真プリントをする時のお役に立てば幸いです。
今回は「4:3? 16:9? 撮影サイズと写真店の写真プリントで失敗しない最適な用紙サイズ」をお届けいたしました。
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