日頃、私達が利用する「普通郵便」や「速達郵便」には、ゆうパックや宅配サービスのような追跡サービスはありません。
ポストに投函したハガキや封筒が「今どこにあるのか?」というのは郵送した相手に届くまでわかりません。
ただ、普通郵便や速達郵便は、郵便窓口で「特定記録」というオプションの追加料金を支払うことで追跡サービスが利用できます。
したがって、冒頭での記事タイトル回収になってしまいますが、「普通郵便・速達郵便に追跡できるサービスはあるの?」という質問には「あります」という回答になります。
今回は「普通郵便・速達郵便の追跡サービス(特定記録)を申し込む手順と追跡方法」を紹介します。
普通・速達郵便の追跡サービス名は「特定記録」と言います
特定記録(追跡サービス)について
普通郵便や・速達郵便を追跡してくれるサービスの名称は「特定記録」と言います。
特定記録を利用するには、ハガキや封筒をポスト投函するのではなく、郵便局の窓口にて郵便物を渡して(追加料金を支払って)特定記録で郵送する旨を伝えます。
追跡サービスを利用する場合は郵便窓口にて、
この封筒(手紙)は特定記録でお願いします。
と、お願いしましょう。
特定記録の追加料金は「160円 / 1通」です(2023年時点)。
3合封筒に追跡サービスを付けると「84円 + 160円 = 244円」が郵送料となります。
特定記録はこんな時に利用すると便利です
- ちゃんと届いたか確認したいほど大切な書類に対して
- 送り先相手に対しての配慮として
- オークション・フリマの商品発送に対して
特定記録を利用すると「お問い合わせ番号」が発行されます
特定記録を利用すると郵送料のレシートと一緒に上画像のような受領証が発行されます。
この受領証には、
- 郵便物の表と裏を撮影した写真
- お問い合わせ番号
このふたつが印刷されています。
そして「お問い合わせ番号」が、この郵便物を追跡するために必要な番号となります。
特定記録を利用した際の郵便物を追跡する手順
郵便物の追跡にはブラウザを使います。 PC とスマホどちらからでも OK です。
- まずは以下の郵便追跡ページにアクセスします。
▶ 郵便追跡サービス(郵便局公式サイト)
「個別番号検索」ボタンを押します。
① お問い合わせ番号の入力欄へ発行された受領証に記載されている「お問い合わせ番号」を入力して、②「追跡スタート」ボタンを押します。
すると、お問い合わせ番号に対応した郵便物の配達状況が表示され、いつでも追跡することができます。
あとがき
本記事を投稿したきっかけは、妻がメルカリで商品を郵送するのに、
嫁さん
普通郵便(封筒)って追跡できるの?
と、尋ねてきたことがきっかけです。
キタムラ
あれ?もしかしてこれって意外と需要あるのかな?
某 Q&A のサイトを覗いてみたところ、思いのほか多くの人が普通郵便や速達郵便の追跡について質問していたので投稿することにしました。
というわけで、今回は「普通郵便・速達郵便の追跡サービス(特定記録)を申し込む手順と追跡方法」の紹介でした。