せっかくの軽量コンパクトサイズの折りたたみ自転車なのに、ペダルが出っ張っているせいで幅だけは普通サイズの自転車と大差がない・・・。
持ち運び時や収納時にペダルの出っ張りが邪魔。折りたたみ自転車の持ち味が半減。
キタムラ
ペダルの出っ張りなんとかできないかな? でも、いちいち取り外すのは面倒だし…
と、何か良い方法はと探してみたら「折りたたみ式ペダル」なるものを発見。
今回は『折りたたみ式自転車をよりコンパクトにたためる「折りたたみ式ペダル」に交換したので、取り付け方を含めたレビュー』という内容でお送りします。
目次
自転車の幅をコンパクトにできる「折りたたみ式ペダル」
自転車ペダルが出っ張っていて邪魔
ぼくが乗っている折りたたみ自転車は「サイクルベースあさひ」オリジナルの「ログアウトランク」という 14 型で重量 8.5kg という超軽量のかわいい自転車です。
このログアウトランクはとても小さい自転車なので、軽自動車にも余裕でらくらく積載できるのが魅力なのですが・・・
ペダルの出っ張りが思いのほか邪魔なのですっ!
倉庫に保管しておく際にも自転車を避けたつもりが、出っ張っているペダルに足を引っ掛けてしまったり、持ち運び時は、輪行バッグがペダルのぶんだけ横に膨らんでしまう。
このペダルの出っ張りがなんとかならないものか・・・と探して発見したのが、本記事で紹介する「折りたたみ式ペダル」なのですっ!!
キャプテンスタッグの「折りたたみ式ペダル」
折りたたみ式ペダルはなかなか種類豊富でしたが、ノーブランドは安全面でちょっと怖いし、本格的な自転車ガチ勢ではないので一般的なスタイルのペダルで良い・・・
そこで、ぼくが今回購入したのが「キャプテンスタッグ」の折りたたみ式ペダルです。
ちゃんとした自転車ブランドかつ、普通のペダルで折りたたみ式と理想どおり。
自転車ペダルの交換に必要な工具など用意するもの
ペダルレンチは必須工具
自転車ペダルの取り外しには、このような専用工具「ペダルレンチ」を使います。ペダルレンチを利用すれば、簡単にペダルの取り外しが行なえます。
自転車ペダルの交換には必須工具です。
こちらはダイソーで購入したモンキーレンチなのですが、「100円ショップのモンキーレンチでもペダル交換できるかな?」って思ってやってみたのですが、ネジが硬すぎて全然回らずに無理でした。手が痛いだけなので、かえって損をした感じです。
自転車ペダルの交換は、ケチらず専用のペダルレンチを使うのが最良かと。
ペダルのサビ防止などに必須な「グリス」
交換したペダルのネジの錆を防止する&ネジを回しやすくするための「自転車メンテナンス用グリス」は必須です。ぼくはこのグリスを使っています。
今は新品の交換ペダルですが、時間の経過とともに錆びついてしまえば、耐久性の低下はもちろん、次にまたペダル交換が必要なときに、ネジが回しにくかったりなどの支障を来してしまいます。
それを防止するためのグリスです。
自転車ペダルの交換方法「折りたたみ式ペダル」の取り付け
自転車ペダルの交換手順「折りたたみ式ペダル」の取り付け方法を詳しく紹介します。
自転車ペダルを取り外す手順
自転車ペダルの取り外しは、ペダルの付け根部分にペダルレンチを噛ませてネジを緩めていきます。
ペダルのネジを緩める向きは「後輪方向へネジを回すこと」です。この画像は左側のペダルですが、右側も同様で、ペダルネジを緩めるには左右共に「後輪方向へネジを回す」ことでネジを緩めることができます。どの自転車でも共通の決まりごとです。
両足がしっかり地面につくようにサドルを低くしてまたがります。ペダルにペダルレンチを噛ませて、片足はペダルを踏んで、反対の足は地面を踏んで自転車を股で固定します。この状態でペダルレンチを「後輪側へ回す」とペダルのネジが簡単に緩められます。
ある程度ネジをレンチで回すと手で回せるようになるのでペダルを取り外します(※錆びついたペダルは最後までレンチで回さないと取れないかもしれません)。
「1」~「4」の要領で左右のペダルを取り外します。
折りたたみ式ペダルを自転車に取り付ける手順
交換するペダルのネジ部分に、指などでグリスをまんべんなく伸ばして塗り込んでください。
ペダルの左右は「ネジの頭部分」に L・R で刻印されています。ペダルの左右を間違えて自転車に取り付けてしまうと、自転車側のペダル取り付け部分が駄目になってしまうので絶対に左右を間違えないようにしてください。
ペダルのネジを締める時には、取り外しとは逆向きにネジを回します。「前輪方向へネジを回すこと」でネジを締めることができます。この画像は右側ペダルですが、左も同様で、左右ペダル共通で「前輪方向へネジを回す」ことでペダルネジを締められます。
ペダルネジを締める時には、片足のスネでペダルが後輪側へ動いてしまわないようにロックして、もう片方の足は地面を踏んで、股で自転車を固定します。ペダルレンチを噛ませて、前輪側へ回すとネジが締まります。適度にキツく締めてあげれば完了です。- この要領で左右のペダルが取り付けられたら、ペダル交換は完了です。
折りたたみ式ペダルに交換した自転車はこんな感じです
実際にペダルを折りたたんでみると…左右あわせて約15cm ほど横幅を縮小できました。なによりも出っ張りがなくなったのがとても具合良しなのですっ!
倉庫に保管していて自転車の横を通る際に、スネがペダルにぶつかって悶絶することもなくなりました(笑)
以下いろいろな角度からの参考写真です。
折りたたみ自転車には折りたたみ式ペダルが必要かも
今回、自転車ペダルを折りたたみ式ペダルに交換して実際に運用してみた感想としては、「折りたたみ自転車には折りたたみ式ペダルに交換したほうが使い勝手が良い」と感じました。
何度も書いてしまいますが、「ペダルの出っ張りが無いだけでこれほど便利で使い勝手が良くなる」とは思いませんでした。
持ち運びの際や保管時にペダルが邪魔しないことがこれほど良いとは・・・折りたたみ式ペダル超おすすめです!
今回購入した「折りたたみ式ペダル」
今回のペダル交換で使用している「ペダルレンチ」
今回のペダル交換で使用している「グリス」