Office 2016 / 2019 / 2021 / 2024 を再インストールする手順（新PC購入時やPC初期化後の手順）

Word / Excel / PowerPoint などの多くの仕事に欠かせない「Office」ソフト。個人でも利用している方は多いのではないでしょうか。

そんな Office ソフトですが、Office 2013 以降は、従来の光学メディア販売からダウンロード販売へと移行しました。

従来の光学メディア販売では、パソコンを新しく購入したり初期化した場合、手元にある光学メディアを使ってすぐに再インストールできました。

しかし、ダウンロード販売に切り替わったことで、Office のインストーラーをインターネット上からダウンロードして、パソコンにインストールするという手順に変わったのです。

そのため、たまに知人から・・・

知人

新しいパソコンに Office をインストールしたいけど、以前ネットで購入した Office はどこにあるの？どうやって再インストールすればいいの？

といった相談を受けることがあります。

そうなんです。ダウンロード販売に変わったことにより、Office ソフトの再インストール手順がわからなくなってしまったのです。

実際、かなりわかりづらいですよね…。

今回の記事内容

今回は「ダウンロード販売になった Office 2016 / 2019 / 2021 / 2024 を再インストールする手順」を紹介します。

以前購入した Office ソフトをダウンロードする手順
Office のプロダクトキー（認証キー）はどこにあるの？
あとがき

以前購入した Office ソフトをダウンロードする手順

Office 2013 以降、Office のインストールは Microsoft アカウントで管理されるようになっています。そのため、前回利用時に登録した Microsoft アカウントをお手元にご用意ください。

Office をダウンロードする手順は、2 つのパターンがあります。

パターン ① でインストールできない場合は、パターン ② を試してみてください。

なお、家電店などで購入した「カード版」の Office は、パターン ② が該当する場合が多いと思われます。

パターン① Microsoft アカウント管理画面経由でインストールする手順
パターン② Microsoft Office ダウンロードサイトからインストールする手順

① Microsoft アカウント管理画面経由でインストールする手順

まず、以下のリンク先「Microsoft アカウント / サービスとサブスクリプション」ページへアクセスします。リンクは次の「2」に貼っております。
＞Microsoft アカウント / サービスとサブスクリプション
「2」のリンク先へアクセスすると Microsoft サインイン画面になります。メール・パスワード・2段階認証などを入力して Microsoft アカウントへログインします（すでにログイン済みの場合は、この項目を飛ばして「4」へ）。
Microsoft アカウントへログインされると、サービスとサブスクリプションページが表示されます。以前 Office を購入して登録した適切な Microsoft アカウントだと、購入済みの製品項目に Office ソフトが表示されます。
「インストール」を押します。
Office のダウンロードとインストールというウィンドウがポップアップします。「その他のオプション」を選択してください。
バージョンを選択するから「Office 32 ビット」版を選択してください。Office は今のところ 32 ビット版が安定していますし、32 ビット版で困ることは無いため。
バージョン選択が出来たら「インストールする」ボタンを押します。
パソコンへインストーラーのダウンロードが始まります。ブラウザが Edge の場合は実行ではなく「保存」を選択して一旦パソコンの中へインストーラーをダウンロードするようにしてください。
ダウンロードしたインストーラー（exe ファイル）をダブルクリックすると Office のインストールが始まります。インストールが完了すれば、今まで通り Office が使えるようになります。