今まで使っていたラップトップ PC 「ThinkPad 13」が突然壊れてしまったので、今回新しく Huawei「Matebook X」を購入しました。
Matebook X を購入して1週間ほど経ったので「ファーストインプレッションの感想」や「なぜ今回 Matebook X を選んだのか?」選定基準などをブログします。
目次
なぜ Matebook X を選んだのか? 今回 PC 選びの選定基準
今までは「Lenovo ThinkPad 13」を使っていました。
ThinkPad はかなり気に入っていて、特にトラックポイントの利便性とキーの打ち易さは他社製品の追随を許さないほど素晴らしいと今でも思っています。
しかし、今回 ThinkPad ではなく、Matebook X を購入したのには以下の3つの選定基準が影響したためです。
- 重量・・・軽量であること
- 画面サイズ・・・ディスプレイサイズが「3:2」であること
- OS・・・Windows であること
で、この3つの内、2番目の「ディスプレイサイズが 3:2 であること」が最重要項目なのですが、あれだけ数多くの種類が販売されている Windows ラップトップなのに、画面 3:2 の機種はわずかに3種類だけでした。
Let’s note は性能と価格のバランス&イメージが最悪なので問題外。Surface Laptop は、タッチパネルが魅力的でキーの打ち易さも最高でしたが、重量が許容範囲超えでNG。
消去法で最終的に Matebook X に軍配が上がったというわけです。
ヨドバシカメラで実機をいじくりまわした後で、いけしゃあしゃあと Amazon でポチりましたんですわ(笑)
今回購入した Matebook X の簡単なスペック
OS | Windows 10 Home 64bit |
CPU | Core i5 7200U / 2.5GHz |
ストレージ | 256GB / SSD(M.2) |
メモリ | 8GB |
ディスプレイ | 13インチ 2160 x 1440(3:2) |
タッチパネル | なし |
インターフェース | USB-C x2 |
幅 | A4紙よりちょっと小さい |
重量 | 1.05kg |
駆動時間 | 公式では10時間 実際は7時間くらいかと |
カラー | ローズゴールドを選択 |
備考 | ファンレスなので とても静か |
完全に Macbook な Matebook X
とってもデジャブな開封の儀です。
Matebook X の箱ですが、あれ? どこかで見たような・・・
ああ、そうそうコレコレ。なかなかデジャブったわ(笑)
たったひとつの真実見抜く、
見た目は Macbook、頭脳は Windows。
その名は Matebook X !
ウンウン…。
Matebook X の付属品
付属品はこんな感じです。
- 本体
- クイックスタートガイド(薄っぺらい)
- USB-C → USB 3.0 変換ケーブル
- USB-C ケーブル(充電用)
- USB-C 充電アダプタ
Matebook の本体周りを見てみよう
インターフェース
本体右横には、USB-C と イヤホンジャックがあります。充電はこちら側の USB-C ポートから行います。
左横には USB-C がひとつだけあります。仮にこちらに充電アダプタを接続すると、画面に「こっちじゃ充電できないよ」と表示される安心設計です。
インターフェースは以上です。たいへんシンプルです。
Matebook X の薄さと大きさ
かなり薄いです。iPad(9.7)と合わせてみましたが、ディスプレイ分だけ Matebook X のほうが太いのかなといった感じ。
左側の画像は、iPad(9.7)と重ねてみた比較。まあ、これは9.7インチと13インチの差がありますからこんなもんでしょう。
右側は A4紙と重ねた比較。A4紙よりも Matebook X のほうが若干小さいんです。13インチなのに A4紙より小さいとか・・・正直これには驚きました。
タッチパッド&キーボード周り
キーボード周りはこんな感じ。
電源ボタンがキーボードから独立して離れて配置されているのがとてもよろしいです! 最近 Del と BackSpace キー付近に電源ボタンを配置するダメなノートPC多いのでポイント高いです。
間違えて電源ボタン押しちゃうことがないですからねっ!!
この電源ボタンは指紋認証センサーも兼ねています(ぼくは使ってませんが)。
—
キーボードは、Macbook Air と似たような打ち心地ですね。しっかり押した感じがあります。最近の Macbook は打鍵感がプチプチしてて苦手なので個人的にこれで正解。
ただ、まあ、キーの打ち心地は Surface Laptop のほうが気持ち良かったです。
ホームポジションから小指で Enter までしっかり届くし大きさや配置も申し分なし。
—
電源ボタンの左側がスピーカーです。
スピーカーは Dolby Atmos と共同で開発したなんだかすごいやつらしく、実際に “ノートパソコンの割に” かなり良い音が出ます。
タッチパッドはなかなか大きめで、Mac のトラックパッドと大差ないくらい反応良いですね。Mac のトラックパッドのように仮想ディスプレイ切り替えもここからできますし、申し分なしの性能かと。
あと、まあ、どうでも良いことなんですが、トラックパッドは Mac です。Windows は「タッチパッド」です。
Matebook X の画面(ディスプレイ)について
ディスプレイはかなり美しいです。流石は世界第4位のスマートフォンブランド Huawei だけあって綺麗な液晶を搭載してきたという印象。Macbook と比べても引けを取らない美しさだと感じます。
グレア液晶なのですが、反射がそこまで気になることはありません。
そして、なんといっても 3:2 のディスプレイ! 文章を入力するのも、画像を編集するのも、ネットで調べ物をするのも縦幅が長くなるだけで効率や情報量が違います。
画面の縦幅は大事です。大きいは正義です!!
※壁紙は Macbook Air から自分で移植した El Capitan 画像です。この壁紙好きなんです。より Macbook っぽく見えますね(笑)
—
ベゼルがとても狭く作られているので、本体サイズの割に画面は大きく感じます。そして、なんといっても希望の 3:2 ディスプレイですから更により大きく感じます。
ディスプレイの最大開き幅はここまで。このくらい開けば膝置きでも問題ありません。
ファンレスだけど熱は大丈夫なのか?
結論から先に言うと、多少底面が熱くはなりますが、膝置きで使っても問題ないくらいの熱さでした。
実際に、膝置きで、2時間ほどぶっ通しでブログ書いたり、写真レタッチ、YouTube動画を観たりといじってみましたが、膝に置けなくなるほどの熱量にはなりませんでした。
Matebook X はファンレスなので、購入前は熱に関して不安だったので、いろいろネットで調べてみたんです。
しかし、Matebook X に関してネットで情報を探すと、実際に自分で購入しているわけではない、データを読んで掲載するだけの薄っぺらい記事ばかりがヒットします。
参考になるものがほとんどなかったので、一か八かで購入しましたが結果オーライ。
レビュー書くなら実際にちゃんと使ってみた上で書いてほしいんですよね。
スペックだけ並べて「おすすめです~」って、何をもっておすすめなのか全くわからない。全然参考になりませんから。
Matebook X と合わせて購入したオプション品
USBハブ
Matebook X のインターフェースは、USB Type C しかないので、普通のUSBハブが必要になります。
AUKEY(オーキー)の「USB 3ポートハブ+カードリーダー付き」を購入。ぼくは完全に隙間なくドッキングするタイプよりも、線があったほうが安心する派ですw
出先でもデジカメで撮った写真を観たり編集することがあるのでカードリーダー付き。USB3.0が3つとカードリーダーが付いてこの価格は大変お買い得です。
これは別に Matebook X じゃなくても USB-C があれば使えます。なかなかオススメ。
回復ドライブ用のUSBメモリ
Matebook X もご多分に漏れず、リカバリディスクはありません。何かあった時のリカバリ用に「回復ドライブ」を自分で作っておかなければならないので、それようの 32GB USBメモリを購入しました。これ大事です。
Matebook X を一週間毎日使ってみた総評
処理速度もタッチパッドも動きはとても軽快で Windows PC もここまで来たかと感心するばかり。キーボードも Macbook Air をよく研究したのかな? と思うしかない完全によく似た打ち心地=打ち易さ。
(単純なキーの打ち易さだけを比較するならば、Surface Laptop の方が上だと思うし、ThinkPad シリーズの方が段違いに打ち易いと心底思います。)
ディスプレイは 3:2 で情報量が多く、文章執筆やプログラミング、ネットサーフィンなどの作業がとても快適に行なえます。
ファンレスなので音はすこぶる静かです。若干他のPCよりも熱くなるのはご愛嬌。耐えられないほど熱いわけではありませんから。
1.05kg はリュックに入れて持ち歩いても苦にならない最低ラインの重量。A4紙よりも小さいので、幅広いカバンに対応した持ち運びやすさ。
見た目はなかなか Macbook なので、カフェでドヤれるオシャレデザイン。デザインが良くて性能もそこそこ良い。
人によっては、普通のサイズのUSBポートが無いことや SIMスロット、タッチパネルがないことを欠点として挙げるかもしれません。
しかし、インターフェースをここまで削ったからこその薄さと考えれば納得いくし、タッチパネルが無いほうがディスプレイがいつも綺麗なままだし・・・。
Matebook X の総評として、欠点という欠点はあまりない、とても良くできた Windows ラップトップであるというのが個人的な見解です!
あとは頑張って長持ちしてくれることを祈るばかりである。