最近ではスマホのデータ通信容量のことを「ギガ」なんて表現されますが、今回はそのスマホのギガを節約する小技を紹介ます。
Android スマホの標準ブラウザは「Chrome」です。多くの Android スマホユーザーはこの Chrome を利用してインターネットをやっていると思います。
そのスマホアプリ版 Chrome バージョン 74 から、「ライトモード」という機能が追加されました。
ライトモードを使用すると、インターネットで使用されるデータ使用量を削減して、ブラウジングを高速化できるようになります。
ギガの節約ができて、ネットが速くなる・・・最高か!?
というわけで、今回は『スマホのギガを節約できる Chrome の素敵機能「ライトモード」を有効化する設定方法』を紹介します。
スマホ版 Chrome「ライトモードの仕組み」
ライトモードを使用すると、ウェブ トラフィックの一部が Google サーバーを経由してデバイスにダウンロードされるようになります。
ページの読み込み速度が遅い場合は、Google のサーバーでページが軽量化され、デバイスにダウンロードされるデータ量が削減されます。ほとんどの場合、ページの見た目と動作は変わりません。
ライトモードを有効化にする設定手順
Chrome アプリを起動して、右上にある「︙」アイコンをタップします。
メニュー内の「設定」をタップします。
設定内の「ライトモード」をタップします。
ライトモードページの一番上にオンオフのスイッチがあるので、画像のようにスイッチを「オン」にすると Chrome のライトモードが有効化されます。都合で無効化したい場合はスイッチを「オフ」にすれば Chrome は通常通信モードにすぐ切り替わります。
ライトモードを利用することのメリット
冒頭でも書いた通りライトモードが有効化されていると、Chrome の利用で使用されるデータ通信量(ギガ)を削減して、更に表示速度を高速化させることができます。
どのぐらいのデータ通信量(ギガ)を削減できるのかというと・・・
最近では、Wi-Fi 環境下で Chrome を利用することが多いので、データ削減数値が少なめに出てしまっていて、若干参考にならないかもしれませんが・・・これは実際にぼくが利用している Chrome です。1ヶ月で 36MB のデータ削減量があると表示されています。
LTE・4G・5G でデータ通信をすることのほうが多いユーザーであれば、1ヶ月で 200MB・300MB と数百 MB 単位でデータ通信量(ギガ)を削減することが可能です。
要するに、利用すればするほどデータ通信量(ギガ)を削減できるというわけです。
スマホ版 Chrome 「ライトモード」利用の注意点
- プライベートブラウジング時はライトモードは機能しない
- ウェブサイトによってはユーザーの位置情報を適切に検出できない場合がある
- 社内サイトなど、ローカル ネットワークのページは使用できない場合がある
- 携帯通信会社が提供するプレミアム データサービスで問題が生じる可能性があります。また、携帯通信会社のウェブサイトにログインできない場合がある
- 保護されたページ(HTTPS を使用しているページ)にアクセスすると、読み込み速度を向上させるために、Chrome から Google にページの URL が送信されます。送信されるのは URL のみで、Cookie や個人データは Google と共有されない
あとがき
一応ライトモードの注意点も掲載しましたが、基本的には「プライベートブラウジング(シークレットモード)の利用時にはライトモードは使えない」ということだけ念頭に入れておけば問題ありません。
ぼくは、ライトモードが実装されてからずっと利用していますが、とくに不便や問題なく快適に Chrome ブラウジングできております。
ライトモードを有効化するだけで、ギガを節約できて、ネットが高速になるんですから、控えめに言っても最高ですよねっ!
まだ設定されていない方はぜひぜひ「Chrome のライトモード」お試しください。