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Bluetoothとはそもそも何ですか?意外と知らないブルートゥースのこと

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世の中「やれ Bluetooth のイヤホン」だの「やれ Bluetooth のスピーカ」だの、Bluetooth という言葉が飛び交っていますが、Bluetooth ってそもそも何ですか?

キタムラ

意味もわからず、みんなが「Bluetooth」って言っているからとりあえず知っているふりをしていませんか? 大丈夫ですか?

この記事をこっそり読んでおけば、Bluetooth の基本的なことはバッチリです!

今回の記事内容

今回は、意外と知っているようで知らなかったりする「Bluetooth(ブルートゥース)ってそもそも何なの?」についてブログします。

そもそも Bluetooth とは?何なのだろう?

Bluetooth アイコン

Bluetooth「ブルートゥース」と読みます。

Bluetooth は近距離無線通信の規格のひとつで、Bluetooth の規格に対応している電子機器同士なら、ワイヤレスで接続することができます。

Bluetooth で接続した電子機器同士は、画像や音声ファイルなどのデジタルデータをワイヤレスでやりとりしたり、同じくワイヤレスで機器の操作をしたりできます。

なんで「Bluetooth」という名称なのか? 由来はウィキペディアに詳しく掲載されていますので興味のある方は読んでみてください。

因みに、Bluetooth の青いロゴは「Bluetooth SIG」が商標登録しています。

Bluetooth / Wi-Fi / 赤外線通信 の違い

電子機器の無線通信には Bluetooth の他に「Wi-Fi」「赤外線通信」があります。

3つとも同じ無線通信の規格なのですが、それぞれ異なる仕組みや特性があり、きっちりと役割分担がされています。

では、「Bluetooth / Wi-Fi / 赤外線通信」の違いを見てみましょう。

 通信距離通信速度電波干渉消費電力接続仕様
Wi-Fi50m~
100m 程度
速い帯域によって干渉する可能性がある一番多いWi-Fiの設定が必要
Bluetooth10m 以内
が一般的
Wi-Fiより
遅い
干渉することもあり、接続切断が起こる少ないペアリング
設定が必要
赤外線通信数十cm~
1m程度
一番遅い干渉はほぼ起こらない無敵Bluetooth
より多い
接続設定は
一切不要

Wi-Fi が「中距離無線通信」、Bluetooth が「近距離無線通信」、赤外線通信が「至近距離無線通信」という棲み分けで役割分担されているわけなのですね。

Bluetooth はバージョンの違いでどのような差があるの?

Bluetooth は 2001年に「バージョン 1.1」がリリースされてスタートしましました。2020年現在では「バージョン 5.1」にまで進化しています。

さて、今度は Bluetooth のバージョンによる違い(機能差)を見てみましょう。

リリース年バージョン備考
2001年1.1初期規格で通信速度は 1Mbps
2003年1.2Wi-Fiとの電波干渉が対策されたバージョン
2007年2.0 + EDR最大 3Mbps の通信が可能になった
2009年2.1 + EDRペアリング方法が簡略化され、省電力機能が搭載
2009年3.0最大通信速度が 24Mbps と凄まじい進化を遂げ、更により省電力になった
2009~2014年4.0~4.2現在も使われている規格 BLE (Bluetooth Low Energy) が初めて追加。過去もっとも省電力化され今に至る
2016年5.0BLE 省電力接続時の通信速が従来の2倍、通信可能距離が従来の4倍に拡張
2019年5.1機器の位置検索機能が強化されて、接続された機器の方向も検知が可能に
2020年5.2新技術である LE Audio 規格の追加。複数のデバイスに音声を送信、オーディオシェアリングなどに対応
2021年5.35.2 と比較して、安全性と品質の向上、接続デバイスの消費電力の減少、干渉の低減。LE Audio規格の改良。
2023年5.4PAwR (Periodic Advertising with Responses) と暗号化広告データの改善。消費電力の減少。

Bluetooth は異なるバージョンの機器同士で接続できるの?

上の表を見てもらった通り Bluetooth はすでに20年近い歴史があり、歴史の長さのだけバージョンも進んでいます。

例えば、Bluetooth バージョン 5.0 のパソコンと Bluetooth バージョン 3.0 のイヤホンのバージョン違いの組み合わせは接続ができるのでしょうか? 

答えは「Bluetooth バージョンが異なる機器同士でも接続ができる」です。

ここがポイント!

Bluetooth バージョンが異なる機器同士で接続する場合は、バージョンの低い機器に合わせられて接続されます。バージョン 5.0 のパソコンとバージョン 3.0 のイヤホン同士の接続なら、お互いがバージョン 3.0 で接続され、5.0 の能力は使えません。

Bluetooth で機器同士を接続するにはペアリングします

Bluetooth で機器同士を接続することを「ペアリング」といい、ほとんどの Bluetooth 対応機器は、機器同士で接続するために「ペアリング設定」を行います。

もしもペアリング設定が無かったとしたら、例えば、電車の中で隣の人の音楽が自分のイヤホンから流れて来たと思ったら、斜め前の人の動画音声が流れてきたりなど・・・なかなか痛い世界になるはずです。

ペアリング設定をすることによって、接続すべき機器を覚えさせます。そして、自分の Bluetooth 機器だけ接続して近距離無線通信の効果を及ぼせるようにしています。

Bluetooth は複数機器と同時接続ができるの?

Bluetooth 通信は「1対1」で行われるため、複数機器を同時接続することは出来ません

例えば、スマホから流す音楽を、2組の Bluetooth イヤホンで同時に聴く…というようなことが出来ないということです。

ただし、複数の機器をペアリング登録しておくことはできるので、音楽を聴くイヤホンを別の Bluetooth イヤホンに切り替えるということは可能です。

このように複数の機器をペアリング登録していつでも使えるように設定しておくことを「マルチペアリング」と言います。

Bluetooth が使える機器にはどのようなものがあるの?

実に様々な電子機器が Bluetooth に対応しています。

パソコン、スマホ、タブレット、マウス、キーボード、スピーカー、イヤホン、スマートウォッチ、体重計、カーナビ など他多数…

日々どんどん Bluetooth 接続ができる機器は増えていっています。

あとがき

今回は「Bluetooth について最低限知っておくと良いこと」を簡単にまとめて紹介してみました。これで Bluetooth の話題が出ちゃったときもバッチリだと思いますっ!

今や Bluetooth は、便利な生活にはそこそこ欠かせない規格となっていて「Wi-Fi とセットで覚えておいたほうが良いもの」だと言えるのではないでしょうか。

本記事が少し豊かな生活のアシストになれば幸いです。