Microsoft は Windows 10 の公開と共に、名目上は Internet Explorer を廃止して、新たなブラウザとして「Edge」を OS 標準ブラウザとして搭載しました。
しかし、Edge の登場当時は、まだまだ利便性にかけていたこともあり、IE11 を選択するユーザーも多く、IE はまだまだ根強い人気があります(最近の Edge は具合良いですよ)。
特に日本の Windows ユーザーはなかなか IE が大好きで、IE 利用者が多いです。
最近、そんな Internet Explorer(特に旧式)に対して Microsoft は、「もう使わないで!」と、特に企業や組織に対して要請の言葉を発信しました。
そして、2月6日には、Microsoft の Windows 部門のサイバーセキュリティ担当である「クリス・ジャクソン」氏がブログにて、
を掲載して、IE をこのまま使い続けると、結果的に安全面や技術面で大きな負債を生み出すということを言っています。
実際問題、IE 非対応のウェブサービスやウェブサイトも多くなっています。
何より IE はこれ以上の進化が見込めないブラウザですから、技術面だけでなく、詐欺サイトや新種のマルウェアなどのセキュリティ面に関してもいたらず、危険極まりないということになります。
一応 Windows 10 に含まれる IE11 自体のサポート期限は 2025年となっているのですが、個人のユーザーさんも、Edge、Chrome、Firefox などのアップデートが活発なブラウザへそろそろ移行すべきなんじゃないでしょうかね。