Microsoft Edge / Google Chrome / Mozilla Firefox ・・・ネットユーザーのブラウザは概ねこの3つのどれかだと思います。
現に当ブログへパソコンから訪れる読者さんのブラウザ分布を見ても、この3つのブラウザが圧倒的に多いです。
今回は、そんな3つのブラウザの中で「パソコンへの要求スペックが一番シビアなのはどれか? メモリの消費が激しいブラウザはどれなんだ?」ということを検証した結果を紹介してみようかと思います。
目次
Edge / Chrome / Firefox は全部プレーンな状態で検証
検証用パソコンの豆情報
検証に使ったパソコンは、デスクトップ PC です。Windows 10 Home(1809)です。
Microsoft アカウントではなく、ローカルアカウントで利用しているので、Edge に余計な力が加わることはなく、プレーンな状態になっています。
Edge のバージョン情報
検証に使った Edge のバージョンは「44」です。現状の最新バージョンです。また、余計な拡張機能やブックマーク等は一切無い、プレーンな状態のままです。
Chrome のバージョン情報
検証に使った Chrome も現行最新バージョンの「71」です。こちらも余計な拡張機能は一切なく、プレーンな状態です。
Firefox のバージョン情報
検証に使った Firefox も現行最新バージョンの「64」です。やはりインストールしてから余計なものは一切いれておらず、プレーンな状態のままです。
各ブラウザはタブを4つ展開して同じページを表示させました
各ブラウザは、それぞれにタブを4つ展開して、公平になるよう同じページ(Yahoo・Twitter・Bing・Google)を表示させました。
いざ「どのブラウザが一番パワーを使うのか」検証開始!
アイドル状態(何もいじらない放置状態)
3つのブラウザどれもが、CPU は 0%~2% 辺りを行ったり来たりするだけで、アイドル状態では特に差は見られませんでした。
ただし、メモリの使用量に注目すると・・・Firefox だけやけにメモリを食っています。
拡張機能も何もないプレーンな状態だと、意外にも Chrome が一番メモリ消費が少ないようでした・・・うん、意外。驚いちゃった!
3つのブラウザを一斉にスクロールさせてみた
3つのブラウザは全部 1%~6% を行ったり来たりする感じで CPU が動きました。ブラウザをいじってみても CPU 消費量にはそこまで差がでなさそうです。
メモリはなぜか Firefox 若干減りましたが、それでも多いです。他2つは少し増えましたが、Firefox には及びません。
検証してみて思うこと
拡張機能がモリモリ入りますから、Firefox や Chrome をプレーンな状態で使うってことはなかなかないと思います。
しかし、プレーンな状態だと Chrome がこれだけ要求パワーが少ないのであれば、うまく設定して使ってあげれば、便利な拡張機能の豊富さなんかも相まって、一番便利なブラウザということになりそうかな?
また、Edge は正直言って拡張機能が貧弱すぎるので、使うとしたら限りなくプレーンに近い状態になると思います。
そう考えると、性能の低いパソコンでは Edge が一番パワーを使わなくて済んで、快適にブラウジングができるということではないでしょうか。
Firefox はスペックに余裕がある場合に利用するのがよいのかも?
今回の「ぼくの環境での」検証結果
- 現状、Chrome がゴリゴリ使うブラウザにはやっぱり一番良いのかも
- Celeron とか低 CPU & 小メモリ搭載の低スペック PC は Edge 1択なのかもね
- Firefox ってこんなにメモリ消費量多かったっけ?
※あくまで今回の検証は、ぼくの環境(空き PC を使って)で行った結果を書いていますので、そこだけご了承の上で参考にしてくださいね。