記念日にオススメ。秦野の本格フレンチレストラン「AMUSEE（アミュゼ）」

結婚記念日が近かったので「何かオシャレなところでディナーでもしようか？」

妻とそのような話しの流れになるも、仕事もあったりと遠出は出来ず。地元でなんとかならないかと探して見つけた、地元秦野市のお洒落なフレンチレストラン「AMUSSE（アミュゼ）」。店の雰囲気も味も含めなかなか良かったのでレポートしてみます。

注意

レストラン・アミュゼはとても美味しい素敵なお店でしたが、2017年10月に閉店してしまいました。残念です・・・。

隠れ家風なフレンチレストラン

わりと田舎の匂いがする秦野市のなかでもかなり夜が暗いエリア「菩提」にひっそりとあるフレンチレストラン「AMUSSE」。”大きなお店”ではなく、一戸建てを改装したような隠れ家風といった雰囲気のレストランでした。

店内は白を基調としてとても清潔な感じ。席数は6席ほどと多くはありません。

席をギュウギュウにせずにある程度空間を空けて、狭めの店内ですが開放感はそこなっていない感じです。

ご夫婦でやっているのだろうか、優しそうなシェフ1人、ウェイター1人編成。

席に座って妻と「いい感じの店だね」と。

隠れ家風のフレンチレストランは、ラフな格好でくつろぎながら本格フレンチがいただける・・・そんな雰囲気が嬉しく思いました。

それもそのはず、「肩肘はらずに気兼ねなく、美味しいお料理とワインを楽しんで欲しいです」がお店のキャッチコピーのひとつ。

気軽な雰囲気のフレンチレストランとはいえ、いきなり入って注文して食べる・・・というファストフードではないので予約が必要です。

ぼくら夫婦は結婚記念日ということで「Anniversaryコース」を予約しました。

まあ、お金もちではないので安い方のコースですが・・・

メニューはその時々の仕入れや美味しいものによって日々違います。ぼくらが訪れたときのメニューは以下。

アミュゼのシェフのこだわりで、野菜はほぼ秦野野菜、魚は相模湾産、水は秦野の湧き水（日本一の名水受賞）と地のものをこだわって使っているそうです。

季節の食材とシェフのイマジネーションで「本日のオードブル」

綺麗な盛りつけで、これが全部秦野（地元）の野菜か～としみじみいただきました。

お野菜のポタージュ

薄いクリーム色の艶やかなスープ。カボチャかな？と思ったのですが、店員さんが「冬瓜」のスープだと現物を持ってきて教えてくれました。濃厚なお味のスープ。

国産牛肉を使ってシェフおまかせメイン料理

メインはお魚かお肉かを選べるのですが、肉が好きなのでやはり「肉料理」ですｗ　因みに妻も同じく肉料理でした。

調度良い濃さのソースとレアの柔らかいお肉を頬張りながら、妻と楽しい話をしながら食べる至福のひととき。大衆レストランではない、狭い店内だからこそ静かで落ち着いた食事が楽しめます。

シェフ特製スペシャルデザート

結婚記念日ということで、こんな可愛らしいデザートがでてきました。ひとつひとつがシェフの手作りで、とても甘いスイーツから、さっぱりした味のスイーツ、口直しのフルーツまで食べやすい配慮がされています。

デザートと一緒にこんな小物とオルゴールがテーブルに置かれます。なかなか洒落た演出です。

最後に暖かいコーヒー（又は紅茶）が出てきてディナーは終了です。

正直、秦野のこんなところでちゃんとしたフレンチなんか出せるお店あるの？と思っていましたが、思いの外素晴らしいフレンチレストランでした。

なによりも、予約制で少人数をもてなす店がぼくは好きなので、非常に好感をもちました。だってキャパが小さくて少人数主義のお店って、ゆっくりくつろげて落ち着くじゃないですか！！

本格的なフレンチコースにしては料金もリーズナブルです。

また、普段あまり食べないコース料理ということもありますが、落ち着く店内、ゆっくり妻と会話を楽しめる・・・そんな環境が相まって料理の味のポテンシャルを引き上げる相乗効果が間違いなくあります。

気軽に行ける隠れ家風本格フレンチレストラン・・・お近くの方はぜひ記念日にでも「AMUSSE（アミュゼ）」を利用されてみてはいかがでしょう。