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イタリア旅行へ行く前に読んでもらいたい「イタリアあるある」を紹介

イタリア旅行の豆知識

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先日イタリアを旅してきました。イタリアは「世界遺産と美食の国」などと言われている通り、街並みひとつとっても非常に美しくパスタやピザなど日本人にも馴染みやすい料理がメインで、海外旅行先によく選ばれる国です。

しかし、様々な面で日本との相違点があり、「日本との違いや困ったこと、オロオロしてしまったこと、知っておくと良いことなど」を逐一メモしてきました。

今回は、はじめてイタリア旅行へいかれる旅人さんのお役に立てばということで「イタリアあるある」を紹介したいと思います。

是非これからイタリア旅行へ行かれる方、またはイタリア旅行検討中の方には読んでいただけたらと思います。

イタリアあるある

ここがポイント!

この情報は、イタリア旅行時に、現地ガイドさんに教えてもらったり、実際に経験したことをその都度ノートにメモしておいたものです。イタリアへ行った日本人が困惑しそうなことや知っておくと役に立つことが満載の「イタリアあるある」です!

イタリアの通貨はユーロ

イタリアの通貨単位は「ユーロ(EURO / €)」です。1ユーロのしたは「セント / ¢」です。セントはすべて硬貨で、1ユーロと2ユーロは硬貨です。紙幣は5ユーロから。

イタリアのサービスは我慢が必要

日本はサービスがとても良い国です。お店にいけば非常に丁寧かつ迅速なサービスを受けることができ、日本人はそれが当たり前だと思っています。

しかし、イタリアのほとんどのサービスはわりと適当だったりやる気がない態度だったりすることが往々にしてあり、食事がなかなかこなかったり、仕事が遅いため順番がなかなかこなかったりすることが多々あります。

ある年配の日本人が日本語で真っ赤になりながらクレームをつけている場面がありましたが、店員はシレッとした態度で「はいはいそのうちね~」という感じでした(笑)

一部の日本人は、日本のようなサービスを受けることが当然だと思っているお馬鹿なフシがあり我慢がならないようですが、イタリアでは日本と比べて「遅い」ことや「態度が悪い」ことに対していちいち怒っていては旅行にならず我慢が必要なのです

レストランやホテル、あまつさえ空港だってそんな感じですよ。

イタリアではお客様は神様でもなんでもなく同じ人間です。彼らにとっての神様はイエス様ですからよく念頭にいれて店を利用してください。

公衆トイレはほぼ99%有料です

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公衆トイレはほぼ有料です。8日間で無料の公衆トイレはたった1つしかありませんでした。使用料は1回「50セントか1ユーロ」です。

大体このどちらかの価格です。トイレでは係員がお金を受け取る場合自動改札との2パターンあり、どちらも総じて大きな額は受け取ってもらえず必ず硬貨が必要となります。したがって旅人は硬貨を常に持っておく必要があります。

トイレを流すボタンが見つからなかったらここを探せ

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ホテルやレストラン、公衆トイレのトイレを流すのはレバーではなく全てボタンです。新しめのトイレはほぼタンク上中央に流すボタンがありますが、古めのトイレはボタンがどこにあるのかわからないことも結構あります。

イタリアでトイレの流すボタンがわからなかったら右側を探してください。タンクの右上にあったり、壁の右側にあったりと右又は右上にあります。

イタリアにはコンビニがありません

イタリアにはコンビニがありません。一時大手コンビニが進出したそうですがまったく売れず撤退したそうです。

コンビニではありませんが、大きな都市には深夜2時くらいまでやってるミニマーケットと呼ばれる商店が少ないですがあります(お菓子や飲み物程度は買える)。

イタリアの商業施設は閉店時間が早いです

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スーパー、ショッピングモール、服屋にドラッグストアなどなどの商業施設の閉店時間は早いです。

どの店も20:00~20:30には閉店します。BARは週末なら遅くまで開いています。コンビニも自動販売機もありませんから特に飲み物は買える時にしっかり買っておきたいですね。

イタリアでは缶コーヒーは売っていません

イタリアでは缶コーヒーは販売されていません。

もちろんコーヒー牛乳(カフェオレ)的なものもほとんど売っていません(スーパーにあったらラッキー程度)。カフェで本格的なエスプレッソやカプチーノをたしなむのが基本なのでいらないようです。

僕は缶コーヒー中毒者なので絶望を味わいました(笑)

イタリアではチェーン店のカフェは皆無です

イタリアではスターバックスなどの日本人が親しんでいるチェーン店カフェはありません。個人営業のカフェがほとんどです。

彼らは本格的なエスプレッソやカプチーノを好むのでチェーン店のしょせん量産型コーヒーは好まないようで出店しても売れないんだそう。

調べてみたら2017年にスターバックスがミラノに出店予定だそうですが、結構非難ゴーゴーなようです。個人的に出店してほしくないかな・・・と思います。

個人営業の純喫茶がイタリアらしい観光資源だと思うから邪魔しないで欲しいなぁ。

追記:2018年9月 ミラノにスターバックス1号店がオープンしました。「世界で一番美しいスターバックス」とスタバ側は太鼓判みたいです。あとはコーヒー文化がアメリカと違うイタリアの人たちに受け入れられるかどうか・・・ですね。

アメリカンコーヒは靴下のしぼり汁

アメリカンコーヒーに至っては「靴下の絞り汁」と揶揄(やゆ)され、どこのカフェにも置いてありません。

外国人あいてのカフェやホテルなどでは飲むことはできますが、アメリカンコーヒーなのに若干濃いです(笑)

アイスコーヒーが無いんです

カフェでもレストランでもアイスコーヒーが置いてありません。一応注文ができるので、試しに注文したらホットコーヒーと別の小皿に氷が乗っかってきました・・・自分で氷をいれてアイスにしろということらしいです(笑)

イタリアには Wi-Fi スポットがほとんどありません

ホテルはわりとWi-Fi環境が整っていますが(遅いけど)、街なかでWi-Fiが繋がるところは滅多にありません。カフェチェーン店もほぼ皆無ですしね。

旅行中にインターネットが使えるかどうかは、このご時世、安全と快適さにかかわってきますよね。必ずインターネットが接続できるように用意していきましょう。

おすすめは以下の2パターン

レンタル Wi-Fi を申し込む方法

レンタル Wi-Fi タイプは申し込みや設定がとても簡単で、初心者でも安心して使えるタイプです。

プリペイドの使い捨て SIM を購入する方法

スマホの SIM を現地で利用できるプリペイドの使い捨て SIM へ挿し替えてインターネット接続する方法。

レンタル Wi-Fi よりも大幅に安価ですが、設定などが初心者には難しいかもしれません。使える条件として SIMフリー端末が必須です。

日曜日が休みの商業施設が多いです

イタリアでは日曜日が休みの商業施設が多いです。なぜならイタリアはキリスト教の国だからです。キリスト教では日曜日は休業日とされていますのでお店も休むのは当たり前なんだそう。

日曜日を挟む旅行では、日曜に買い物の予定を組み込まないようにしましょう。因みに日曜は道路が空いているので観光三昧が良いと思います。

日曜が休みになるキリスト教関連の観光地もあります

一番有名な場所だとバチカン市国は日曜日は休みになります。理由は上と同じでキリスト教の教えでは日曜日は休業日だからです。

この辺もしっかりガイドブックやネットでチェックしてから行くようにしてくださいね。

イタリアもチップの国です

レストランなどでは5%のチップが必要になります。会計時の価格と更に5%のチップを支払いましょう。ただし、メニューに「サービス料込」の表示があればチップを支払う必要はありません。

レストランではコペルトと呼ばれるテーブルチャージがある

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レストランの会計では、飲食したメニューの価格の他に「コペルト」というテーブルチャージ料金も加算されて表記されていますので、それに対してクレームをつけないようにしてください。コペルトはだいたい1.5ユーロ~つきます。

画像では2人でコペルトは6ユーロ。同じ店でも座る席などでコペルトの金額も変わってくるようです。

イタリアの飲食店は水も有料です

イタリアのレストランでは水も有料です。

また、飲み物は席に座ったらメニューを渡されて必ず頼むのが現地ルールです。レストランに入るなら仕方がないことなんです。

「水が来てないよ!」とクレームするのは恥をかくだけですのでご注意です!!まあ何も飲まないってことであれば注文しなくてもいいのかな?僕には無理ですが・・・。

イタリアの飲食店では持ち込み禁止です

水も有料なら「自分のペットボトルの水を飲むから頼まなくてもいいや」これはルール違反になります。イタリアのレストランでは持ち込んだものを飲食することは禁止です。もちろん醤油などの調味料も同じく禁止ですよ。

イタリアの飲食店ではテーブルに調味料が置いてない?

イタリアの飲食店ではテーブルに塩や胡椒などの調味料が置いていないことが多いですが、これに関しては店員に言えば塩と胡椒は持ってきてくれます。

ただし、パスタやピザの国ですがタバスコは使わないようで置いてありません。

イタリアのレストランはコース料理

イタリアではどんな小さな食堂でも料理には食べる順序があり、順序通りに料理が運ばれてきますので、一皿ずつ食べていきます。一気に運ばれてくることはありません。

また、食事中に飲むものはワイン(またはビールなどのアルコール飲料)か水の2択で、食後にエスプレッソです。カプチーノは食後には飲みません。外国人向けの飲食店はジュースも可ですが。

イタリア人はいろいろテキトーですが、食には厳しいようです。

イタリアは右側通行

イタリアの車は左ハンドルで道路は右車線です。エレベーターや道なども同じく基本は右側通行です。日本とは逆ですからご注意を。

公用語はイタリア語ですが英語は通じます

公用語はイタリア語ですが、お店やホテル、観光地ではほぼ英語が通じますので安心です。

このぐらいは覚えておきたいイタリア語

  • ボンジョルノ・・・「こんにちは、おはよう、こんばんは」などの挨拶。現地の方は結構気さくに言ってきますので笑顔で返してあげましょう。
  • グラッチェ・・・「ありがとう」です。何かしてもらったら言いましょう。笑顔で「ありがとう」は世界共通の魔法の言葉です。
  • チャオ・・・「こんにちは」と「サヨナラ」でも使います。英語の「Bye」と同じです。別れ際に「チャオ・グラッチェ」と使ったりします。
  • ボーノ・・・「おいしい」です。店員さんは日本人だとわかると「おいしい?」と日本語で聞いてくるので笑顔で「ボーノ」といってあげましょう。
  • シィ・・・Yesと同じ意味です。結構使いますので覚えておきましょう。使い方は「これはあなたのですか?」「シィ」みたいな。

高速道路のサービスエリアは入り口と出口が別々の一方通行

イタリアの高速道路にあるサービスエリア店内は入り口と出口が別々の一方通行です。大きめの場所だと迷路で、必ず何かを買わせようという気概がヒシヒシと伝わってくるシステムです(笑)

あと非常口の鍵はいつでも開いていることが多く、近いからとそこから出ようものなら警報アラームがけたたましく鳴るので注意です。

また、サービスエリアのトイレはほとんどが有料です。

イタリアの高速道路サービスエリアでは酒が買える

補足になりますが、イタリアの高速道路サービスエリアでは日本と違いアルコールが売っています。


後半はホテル関連やスリ関連などの重要なあるあるを紹介していますのでそのまま2ページ目も読んでね!!

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