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家計の味方?ドコモ新プラン「シェアパック5」は誰得か考えてみた

NTT docomo

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2016年3月よりdocomoに新たなパケットプラン「シェアパック5」がはじまります。今までは「シェアパック10」として10GBを家族でわけるプランが最低ラインでしたが、「シェアパック5」では5GBをみんなでわけあう低パケット低予算プランです。

今回は「ドコモ新プラン【シェアパック5】は誰得なのか考えてみた」ということでdocomoの料金プランの組み合わせについて考察してみます。

シェアパック5の概要

昨年、総務省タスクフォースでの要請を受けてドコモが動いた形になった今回の「シェアパック5」の導入ということになるのでしょうか。

ライバルのSoftBankは1GBの個人向けプランを開始するのに対して、ドコモは家族向けプランとしてこのプランを開始するようです。

それぞれにターゲットが違う感じなので、個人的にはやっとマネじゃない「あいつが始めたからウチも」みたいなえげつない商売ではないということに好感はもてます。(まあ結局1GBプランだしそうな気がしますけど・・・)

シェアパック5は前述の通り家族でシェアすることを前提としているようで、ドコモのこだわりを感じるところです。

さて、次項では現在までにあるパケットプランと表で比較してみます。

シェアパックを表にしてみた

パック名称パケット容量月額
シェアパック3030GB22,500円
シェアパック2020GB16,000円
シェアパック1515GB12,500円
シェアパック1010GB9,500円
シェアパック55GB6,500円

主回線のユーザーのdocomo使用年数に応じて割引が適応されます。また、割引は上位パックになればなるほど割引金額が多くなります。

今回導入されるシェアパック5は価格を見ての通り6,500円と大変低価格になっており、家族全員でスマートフォンを利用しているけれど、全員ライトユーザーな場合に非常に効力を発揮するお得プランということになります。

シェアパック5の良い所

1.ライトユーザーまたはWi-Fi利用前提の家族に最適

普段からそこまでヘビーにインターネット接続しない家族の場合には最適です。また、自宅でWi-Fiに繋ぐことが前提であればヘビーユーザーでも得なプランと言えます。

2.カケホーダイ・ライトと組み合わせるとかなりお得

今までは、シェアパックを利用する場合には、通話プランを必ずカケホーダイ(2700円/月額)にしなければなりませんでしたが、3月からシェアパック5の導入と同時にシェアパックでカケホーダイ・ライト(1700円/月額)も選択できるようになります。

シェアパック5とカケホーダイ・ライトを合わせると最安のユーザーさんは5,000円を切る月額が実現できます。

カケホーダイ・ライトの詳しい機能詳細は公式ページをみてね。

シェアパック5のモデルケース

シェアパック5を利用したプランのモデルケースを例としてあげてみます。金額はすべて月額を表記しています。

 お父さん
(主回線)
お母さんお姉ちゃん
基本プランカケホーダイ
2,700円
カケホーダイライト
1,700円
カケホーダイライト
1,700円
カケホーダイライト
1,700円
SPモード300円300円300円300円
パケットパックシェアパック5
6,500円500円500円500円
容量仕分け1GB1GB1.5GB1.5GB
個々の金額9,500円2,500円2,500円2,500円
合計17,000円(1人あたり 4,250円/月)
ずっとドコモ割(主回線が15年以上なら -800円)
合計16,200円(1人あたり 4,050円/月)

こんな感じです。やっとドコモでも5000円切る時代に突入したんですね・・・長かったですねぇ。やはりカケホーダイ・ライトがシェアパックで利用できるようになったのがかなり素敵ポイントですよね。

因みに夫婦でシェアパック5を使った場合

例えば現在の夫婦のプランが以下のケースだとする・・・

  • カケホーダイ・・・2,700円x2
  • データパックS(2GB)・・・3,500円x2
  • SPモード・・・300円x2
  • 合計・・・13,000円(1人あたり6,500円)

シェアパック5を導入すると・・・

  • シェアパック5(1人2.5GB)・・・6,500円+500円
  • カケホーダイ・ライト・・・1,700円x2
  • SPモード・・・300円x2
  • ずっとドコモ割・・・-600円(夫が10年超利用している)
  • 合計・・・10,400円(1人あたり5,200円)

となりシェアパック5では、カケホーダイ・ライトが適用出来るようになる他、データパックSよりもパケット容量が500MB分得になります。

まあ、これはあくまでもモデルケースで、これに留守電やその他の有料サービスがはいればもうちょっと高くなるかもしれませんが・・・必要なサービスだけ利用なら夫婦だけで使っても恩恵はばっちりうけることができそうですね!!

以下のことを訂正いたしました。
データパックSとカケ・ホーダイライトで計算していましたが、データパックSとカケホーダイライトの組み合わせは出来ず誤りでしたので修正いたしました。

あとがき

MVNO(格安SIM)と格安SIMフリースマートフォンの弾頭でなかなか群雄割拠な端末&通信業界ですが、docomoの利点はやはりその電波の繋がりやすさと安定感だと思います。

僕はMVNOのOCNモバイルONEを利用していますが、docomoの電波は繋がるのにモバイルONEが繋がらないなんて場所も実際にはあります。

シェアパック5で低価格になり、電波の安定感も確保できる・・・どうしてもキャリアスマフォじゃないとダメなユーザーさんにとって非常に素敵なプランが開始すると言えるでしょう。

しかし、単体(1人だけで)で端末契約をしているユーザーさんには今回の恩恵はあまりないのかもしれません。ドコモ自体がファミリーをターゲットにしているのでしょうがないのかもしれませんが。

因みに、SoftBankの1GBプランは2,900円・・・たった1GBなのにちょっと法外価格な気がします。全キャリアに言いたいことなんですが、1GBで1000円で2GBが2000円のように1000円/1GBじゃダメなんでしょうかね?

そのくらいならキャリアの安定度とブランドを加味しても納得できる価格だと思うんだけどな・・・。

シェアパック5のもっと詳しい情報は公式資料ページからどうぞ!