暖かくなり行楽シーズンに突入すると車を使って多くの人が旅行などで出かけます。
その際に、カーナビがわりにスマホを使うという方も多いのではないでしょうか? 長時間の車中ですから同乗者もスマホを頻繁にさわることでしょう。
お出かけには便利なスマホやモバイルバッテリーですが、高温に大変弱いという弱点があります。
毎年夏になると必ずスマホやモバイルバッテリーの熱暴走による発火・火災のニュースがありますよね。
今回は「人事じゃない!車中でこんなスマホの使い方をすればいつか発火するよっ!!車でスマートフォンを使う時に気をつけたい3つの要注意ポイント」をお送りします。
目次
スマートフォンやモバイルバッテリーの適正温度について
ナビ
メーカーが発表しているスマートフォンやモバイルバッテリーの適正温度は「0~35度」で、本体の温度がそれより下回ったり、上回ったりすればオーバーしただけ故障や発火のトラブルにつながります。
外気が20度ほどの場合でも、直射日光があたっている車内の温度は60度以上になることがあります。
ということは、4月過ぎれば車内はスマホやモバイルバッテリーのリチウムイオン電池とって危険な温度になってくるということですよね。
それを踏まえた上で以下の要注意ポイントをお読みください。
その1:充電しながらのカーナビやハンズフリー通話
もともと、バッテリーの劣化や本体の温度上昇による故障をひき起こす確立が高いなどの理由から、充電をしながらスマートフォンをいじることは非推奨とされています。
ただでさえダメなのに高温になる車内で長時間のカーナビ使用や通話を行うということは自ら結構な危険に首を突っ込んでいることにほかなりません。
特にダッシュボードにスマホホルダーを取り付けて、フロントガラスから差し込む日光+充電しながら使用は一番危険な行為です。
リチウムイオン電池の温度が上がりすぎて発火するおそれがあります。
スマホを充電しながらのカーナビアプリや通話はおすすめできません。
その2:駐停車した車内にスマホを放置するのはアウト
高速道路のパーキングでトイレ休憩、食事をするからと日中に車を駐停車した際に、スマートフォンをそのまま放置していくのは大変危険です。
ナビ
特に5月~は駐車中の車内温度は普通に60度以上になります。
スマートフォンやモバイルバッテリー使われているリチウムイオン電池は高温に耐えることができません。いつ爆発してもおかしくないんですよっ!
日中10分以上エンジンを止めて車から離れる時には、必ずスマートフォンやモバイルバッテリーは一緒に持って行きましょう。
ローンで買った大切な車が炎上火災したら残るのは借金だけですから…。
実際にやらかしてしまった方のツイートを紹介します。
小一時間、車の中に置いてたモバイルバッテリーが、この暑さで膨張。トホホ…
元iPhoneの修理屋さんですが、
酷暑の車内にスマホ、モバイルバッテリーを置いておくだけで、熱で膨張する場合があります。最悪、発火の危険もあるので、置いてけぼりは避けて下さいね。#iPhone#バッテリー#膨張 pic.twitter.com/la40kUFLwq
— みつ /心屋@心理カウンセラー/ (@hanazake0313) July 17, 2023
一日中、スマホを車の中に放置していた結果…
スマホのバッテリーが暑さで膨張してた
爆発しなくてよかった…
みんなも気をつけよう… pic.twitter.com/ejxMZKaOI5
— みーにみーに (@meeny_meeny) July 19, 2023
その3:エアコンの吹き出し口に長時間つけるのはアウト
高温が大敵なんでしょ?エアコン(クーラー)の吹き出し口に長時間つけるのがなぜダメなの?と思うかもしれません。
アウトな理由は、エアコン(クーラー)の冷気が直接あたり急激な温度差で結露が発生することによって、リチウムイオン電池がショートして発火しやすくなるためです。
防水のスマートフォンだって内部結露を起こせばそりゃ燃えることもあります。
まとめ
以上、「発火に注意!!車でスマートフォンを使う時に気をつけたい3つのNG」をお送りしました。
3つとも大変危険な行為で、心当たりのある人は「運がよかっただけでいつでも起こりうる」ことだということを気にに留めておいてください。
自分に限ってそんなことは・・・という考え方が一番怖いです。
楽しい思い出が最悪の記憶にならないためにも気をつけされたしっ!!どれも実際に事例があったことなんですから本当にご注意くださいねっ!!