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docomo新料金プラン「カケ・ホーダイ」と「パケあえる」を契約してきました

NTT docomo

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6月1日からdocomoで開始された新サービスで、「カケ・ホーダイ」と「パケあえる」を本日ドコモショップにて契約してきました。以前のXiプランに比べてどう変化があって、どのくらいお得なのかを今回は記事にしてみたいと思います。

「カケホーダイ」とは?

docomoは予告通り会心の一撃をくりだしてきましたね。ライバル某2社もそのうちはじめるのかな?始めるだろうな。

というわけで「カケ・ホーダイ」とは、定額で国際電話以外の通話料金がどれだけかけても無料という、日本では業界初?のサービスです。

今までウィルコムが10分間「誰とでも定額」ということで定額サービスをある意味専売で行っていましたが、docomoのカケホーダイは時間制限が原則としてありません(ただあまりにもやり過ぎちゃうと個別に制限かかるかも・・・らしいです)。

今までの日本のmobile Phone史上初ですね。すごいことです。

SkypeやLINE等インターネット回線を使った無料通話は、皆さんも日頃利用しているとは思いますが、電話回線の通話品質でカケホーダイは本当に嬉しいですよね。というわけでカケホーダイはそういうサービスです。

「パケあえる」とは?

簡単にいうと、「家族単位で月々一定のパケット量を購入して、その総量をみんなで分配して使う」そういうサービスです。

例えば4人家族で、「シェアパック10」という10GBのプランに入ります。4人はこの月10GBのプランをみんなで仲良く分配してつかいます。具体例をあげますと・・・

  • お父さん・・・あまり使わないので【1GB】
  • お母さん・・・少し使うので【2GB】
  • お兄ちゃん・・・お母さんと同じくらいなので【2GB】
  • 一番末っ子・・・一番使うので【5GB】

という感じでしょうか?もちろん10GBの中で勝手に使うので、お父さん500MB、お母さんも500MBだったりすれば、お兄ちゃんと末っ子がもっと使えます。このへんは臨機応変ですよね。

また、契約時にパケット残量がなくなったら自動で1GB追加する追加サービスなどもあります。「パケあえる」はそういうサービスです。

「カケホーダイ・パケあえる」は誰得なの?

まずは「カケホーダイ」から。

カケホーダイは「月額2700円」の定額サービスです。かなりお得なように感じますがお得じゃない方も実はいます。その例を説明してみます。

現在「Xi料金プラン」をご利用の方で、通話料の平均月額が大体「1000円」くらいまでの方はぶっちゃけカケホーダイに契約すると損です。この方の内訳を書いてみます。


タイプXiにねん743円
Xiカケホーダイ667円(ドコモ同士が通話無料のサービス)
合計1410円(Xiカケホーダイなしは 743円

上記に通話料の1000円を足すと「2410円」または「1743円」です。

今回のカケホーダイは月額「2700円」なので毎月の通話料の平均が2700円以下の方にとっては返って損になります

ただし例外で、上記の方でもカケホーダイの方がお得な場合があります。その例外は後述で説明いたします。

次は「パケあえる」について。

パケあえるは、前に説明したとおり、家族でパケット量を分け合うサービスで、パケット量によって料金が分かれています。プランの種類は以下のとおりです。

pakeaeru

おさえておきたいポイント①

シェアパックは各容量毎の料金の他に契約人毎に500円のシェアオプションがかかる。
例:4人家族でシェアパック10なら、500円のシェアオプションx4=2000円+9500円=11500円

上記の場合は11500円ですが、これは家族4人分のパケット料金です。現状全員がパケ・ホーダイライト(4700円)を契約しているとしたら、このプランに変更するとひとり2875円計算になるので非常にお得です。

おさえておきたいポイント②

主回線を、docomo歴が一番長いユーザーに変更するほど割引率が高い。これは、下記画像を参照いただければわかりますが、最大で2000円割引の恩恵があります。僕の場合は母だけが15年以上docomoユーザーをやって、割引率がMAXでしたから主回線を母に変更しました。

pakeaeru02

おさえておきたいポイント③

カケホーダイと密接にかかわってくることで、先ほどカケホーダイの説明末尾に後述で説明するといったのがこのポイントです。

実は、「パケあえる」を利用する家族は、必ず「カケ・ホーダイ」にしなければいけない・・・というルールがあります。

それをふまえた上で、例外を説明します。前述した月額通話料が2700円以下の方でも「docomoを使っている家族がいて」「自分を含め、家族がパケ・ホーダイライト(4700円)やパケ・ホーダイフラット(5700円)を利用中」であれば、「カケ・ホーダイ+パケあえる」の組み合わせのほうが総合的に安くなります。これが例外の説明になります。

※このプランは家族全員の総合計で計算するため、ひとりだけいつもより割高でも家族全員の総合計にしたら家計的にはかなりお得だという意味です。

Xi料金プランと比較して

僕の家族の料金で新サービスとXi料金プランを詳細に比較してみたいと思います。

参考まで・・・家族3人で使用。自分、父、母で全員スマートフォンです。父はらくらくスマートフォン2を利用しています。(以下のサンプル料金比較で、留守電などの付加サービス料金の詳細は除かせてもらいます。)

まずは変更前のXi料金プランを、3人それぞれ記載します。

父の料金(変更前)

  • 通話プラン:タイプXiにねん【743円】
  • 通話料:【500円】(4ヶ月間の平均)
  • らくらくパケ・ホーダイ:【2839円】
  • SPモード:【300円】

父の変更前の合計は【4082円】です。

母の料金(変更前)

  • 通話プラン:タイプXiにねん【743円】
  • 通話プラン2:Xiカケホーダイ【667円】
  • 通話料:【2100円】(4ヶ月間平均値)
  • パケホーダイライト:【4700円】
  • SPモード:【300円】

母の変更前の合計は【8510円】です。

自分の料金(変更前)

  • 通話プラン:タイプXiにねん【743円】
  • 通話プラン2:Xiカケホーダイ【667円】
  • 通話料:【3200円】(4ヶ月間平均値)
  • パケホーダイライト:【4700円】
  • SPモード:【300円】

僕の変更前の合計は【9610円】です。

3人の合計は【22202円】です。

続いて新プランに変更後

カケホーダイとシェアパック10を適用しました。シェアパックは割引率MAXの【-1000円】です。

パケ代は、シェアパック10=【9500円】+【1500円(シェアOP料3人分)】-【1000円】=【10000円】この金額を3で割って当てはめていきたいと思います。

実はこの新料金プランにすると全員同じ金額になります。

  • 通話プラン:カケホーダイ【2700円】
  • 通話料:【0円】(国際電話は別途発生)
  • シェアパック10:【3333円】
  • SPモード:【300円】

1人の変更後の合計は【6333円】

3人の合計は【18999円】です。

変更後は変更前よりも【3203円】月額が安くなる計算になりますが、カケ・ホーダイで通話を沢山するだろうことを考えれば何万円ものお得になるのかもしれません

まとめ

このようにdocomoの新プランは総合的に見て、誰得か判断すると、「家族でdocomoユーザーならみんなお得」という印象です。

料金プランは慣れていない方には少し複雑かもしれませんが、そこはドコモショップへいって受付の方に全てを委ねればオールOKだと思います(笑)

また、今回は触れていませんが個人得なプランもあります。詳しくは以下のリンクで公式サイト新プランの情報からご覧いただけます。

>docomoの新プラン情報

長々とdocomoの新プランについて熱く暑くw語ってしまいましたが、ご家庭のエンゲル係数を下げるためにも大変効果的な「カケ・ホーダイ」と「パケあえる」に是非変更してみてはいかがでしょう?

というわけで、今回は「カケ・ホーダイ」と「パケあえる」について紹介しました。乱文雑文にお付き合いくださいましてありがとうございます。

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