今やSDカードは、PC・スマホ・タブレット・デジカメ・ハンディカム・カーナビ・インターホンなどなどその他にも多くの電化製品に利用される重要アイテムになりました。
価格も以前に比べてだいぶ安価になり買い求めやすいのも普及の一旦かもしれませんね。しかし、安いからといって安易に購入してしまうと不遇の結果が訪れるかもしれません。
SDカードには性能を表す様々なことがカード表面に細かく表記されています。
SDカード表面に記載されている意味さえわかるようになれば、利用する電化製品にあわせて最適なより良いSDカードを選べるようになるので損しにくくなります!
今回は、そんなSDカードの性能を簡単に調べる方法をお送りします。
SDカードを適当に買うことで起こる損
SDカードを適当に購入することで損をすることがあります。
- 安かったので購入してみたが、写真や動画などの転送速度がめちゃくちゃ遅い
- 家電店や携帯店などでSDカードを高額(定価とか)で売りつけられた。性能を読み解くことができれば、同性能のもっと安やつが探せます。
- 「一番良いやつは安心」と、写真撮影でしか使用しないのに、ビデオ録画転送も最高の高額なSDカードを使っている。
など、まだあるかもしれませんが、このような「損」が発生します。3番なんてグレード下げれば同じ容量のSDカードが2枚買えるんじゃないでしょうか?
孫子はこう言いました「敵を知り己を知れば百戦危うからず」と。敵を知り、自分の中へ知識を放り込みめば、負けないのです!!(なにが敵かわかりませんが 笑)
というわけで、以下からSDカードの性能を簡単に読み解く方法を紹介します。
SDカードの性能を簡単に読み解く方法
SDカードやmicroSDカードの表面には必ず「そのSDカードの性能」が細かく記載されています。それを読み解くことができればより良いSDカードを選ぶことができます。
それでは、参考画像をもとに紹介します。
- ブランド名・・・SDカードのブランド(メーカー)名やロゴが記載されています。
- 最大転送速度・・・データの読み込み・書き込み速度の理論上の最大値が記載されています。あくまで最大値なので、必ずこの速度がでるわけではありませんが、この数値が高いものほど転送性能が高いということになります。
- スピードクラス・・・転送速度を表す規格で「最低速度保証」のマークです。「このカードは最低でもこの転送速度がでますよ」という表記です。中央の数字が大きいほど転送速度が速いということになります。参考画像だと「10」なので読み方は「クラス10」と読みます。クラスは1~10まであります。「クラス10=10MB/s」「クラス8=8MB/s」と転送速度は数字に「MB/1秒」単位をつけたものがカードの最低速度になります。したがって、クラス10の最低速度が10MB/sを常に下回っていればクレームが出せるということでもあります。粗悪品ではよくあるみたいですよ。
- UHSスピードクラス・・・ビデオ録画に必要な最低転送速度を表しています。参考画像は「Ⅰ(ローマ数字)」と「1」で表記されています。読み解き方は「速度Ⅰ」というカテゴリの「レベル1」なので「UHS-Ⅰ-1」と表します。「UHS-Ⅰ-3」のようにレベルがあがれば録画転送速度が速くなります。また、「UHS-Ⅱ」とカテゴリが「Ⅱ」のカードもあり、ちょっとお高いですが、更に録画転送速度が速いカードもあります。ハンディカムやデジカメ動画撮影、SDカードでTV録画などの用途で利用する場合にはこの数値を気にしたほうが良いと思います。
- SDカードの規格・・・容量2GBまでを「SD」、容量32GBまでを「SDHC」、容量2TBまでを「SDXC」と表記します。
- そのカードの容量・・・そのSDカードの容量がどのくらいなのかを表します。
この参考画像のSDカードは、データの最大転送速度がかなり速く、最低速度もクラス10なので、なかなか高性能の部類に入りなんでもこなせるオールマイティーなSDカードということになりますね。
あとがき
このようにSDカードの表面には、性能を表す様々なことが記載されています。
ぜひSDカードを買う前には、性能を確認してから自分に必要なタイプを選ぶようにしてみてください!得しまっせ!!
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